2012年度 活動報告・決算

構想2年、300人医療の医療者との対話のすえ、2012年4月に法人設立したNPO(非営利組織)Medical Studio。新しい時代の持続可能なケアを地域住民とつくることのできる医療者(ジェネラリスト)を教育で支援する全国組織としての「はじめの一歩」をご報告します。

人口構造が変わり、疾病構造も変わりつつある時代。医療の姿も変革期を迎えています。
医療の目的は、医療機関における治療から、地域の中で暮らしを支えるケアへ移行しつつあります。地域包括ケアの概念のもと、地域で支えあいながら健康を守るためには、保健・医療・福祉がより緊密に連携し、地域での予防の仕組みや助け合いによる健康問題の解決が急務です。

2013年7月時点で、理事9名、アドバイザー13名、メンター36名、ジェネラリスト・サポーター50名を中心に、全国の多様な職種皆さんとともに、活動を進めています。具体的には、医療と医療者の地域における新しい役割を議論して考える「啓発事業」と、新しい役割を担うために必要な知識や技能を習得する「教育事業」をもち、2012年度は、「啓発事業」を通して、新しい時代の新しい医療と医療者の役割について考える機会を創出してきました。その結果、およそ1,000人の医療者とつながることができた一年目でした。

具体的には、インターネット番組配信では、USTREAMを利用し、計19本の番組を制作・配信し、延べ6,000視聴数をこえました。放送中の番組への参加ができるほか、いつでもどこからでも視聴できる環境により、医療や医療者のあり方を考える契機になったものと考えます。また、顔のみえる関係の中での議論には、延べ700人をこえる方にご参加いただきました。「Generalist Japan 2012」「Re:design Med Project」という2回の全国イベントのほか、「ジェネラリスト中部2012」という中部地域のブロックイベントを開催・共催するに至りました。多様な職種から、全国各地からご参加いただき、議論を深めることができました。さらに日常的に気軽に議論できる場として、参加登録制のFacebookコミュニティ「ジェネラリストの未来」には、およそ630人の多職種登録いただいています。また、コミュニティ医療デザイン研究会の立ち上げを通して、ジェネラリストを巡る議論を整理し始めています。

この一年でご縁をいただいた皆さんとのつながりをもとに、議論とジェネラリスト支援の輪を広げるべく、さらに活動にまい進します。これまでのご支援・ご協力に厚く御礼申し上げますとともに、今後ともご一緒に活動いただけますようお願い申し上げます。

2012年度活動報告は、こちら
2012年度決算情報は、こちら
2012年度決算に関する補足・解説書は、こちら

2018.02.17@東京タワー

2018.02.17@東京タワー

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