Medical Studioの事業概要

Medical Studioは、持続可能なケアの仕組みを住民とともにつくることができる医療人(ジェネラリスト)を教育で支援します。

具体的には、医療者に働きかけ、対話を通してほしい未来を考える「啓発事業」と、「Medical Studioジェネラリスト・スクール」という実践的な学び合いの場を開発・運営する「教育事業」の2本柱で支援していきます。

Medical Studio啓発・教育事業概要

啓発事業

地域とつながり、地域とともに暮らしをささえあう医療のあり方や役割を考え、それをささえる医療者が活躍するための環境整備を検討する事業です。

1.「ジェネラリストTV」

インターネット番組配信サービスUSTREAMを活用したネット番組の制作、配信事業。2012年度に開始し、これからの地域と医療の関係を多様なゲストと対談する「地域イノベーター型医療の時代」や自由討論型の「Studio Talk」のほか、総合診療でよくある症例を多角的に検討する「Medical Studioケース・カンファレンス&トーク」の3本の番組を制作。合計19本の番組に、延べ10,000回以上の視聴数を達成。2013年度より休止中。番組はこちらからご覧いただけます

2.「ジェネラリスト・ダイアログ」

これからの医療やヘルスケアのあり方や、地域との関係性に悩み、動く医療者がつながり、顔のみえる関係の中でさらに議論の輪を拡げるための対話イベント事業。これまでに全国規模のイベント4回(東京開催)とブロックイベント4回(中部、九州、北海道2回)の計8回を開催し、延べ約1,800人が参加。プライマリ・ケアや総合診療、家庭医療のほか、各専門医の医師のほか、看護師や保健師・助産師、薬剤師、栄養士やリハ職、医療ソーシャルワーカーのほか、福祉職やまちづくり団体の皆さんが参加し、議論を深める。イベントのまとめページは、こちら

3.「ジェネラリスト・リサーチ」

「ジェネラリストのいま」を調査・研究し、これからの医療者のありたい姿や、「ジェネラリスト」が活躍できるための環境、支援体制を考え、発信していく事業。2012年度から「コミュニティ医療デザイン研究会」を発足させ、これまでに計3回開催。2013年度からは、「ジェネラリスト」の実態と課題を徹底的に、且つ独創的に調査・研究する「全国ジェネラリスト特性調査」を、在宅医療助成勇美記念財団からの助成を受けて実施。2014年度からは、加えて、プライマリ・ケアの現場における診療の質や効率を高めるための「プライマリ・ケア・スタイル研究会」を発足させ、現在、展開中。

教育事業

1)全人的視点でケアをしていくなかで、2)生活課題の解決に向けた、3)仕組みづくりに乗り出す医療者を教育で応援するため、3学科からなる「Medical Studioジェネラリスト・スクール」を2013年度より部分開校中。

1)プライマリ・ケア学科

住民が相互にささえあいながら健康を保全する近未来を想定し、全人的な視点でケアができるプライマリ・ケアの担い手を増やすためのeラーニング「プライマリ・ケア学科」は、今春サービス提供を開始。現代のプライマリ・ケア医が地域とのつながりの中で対応すべき25ケースを、短時間に且つ実践的に学べる。地域へのつなぎ方や患者・家族の生活支援を多職種と学ぶ構成。モバイルアプリで提供するから、いつでもどこからでも気軽に学べる。詳しくはこちらから

2)コミュニティ・デザイン学科

患者・家族が抱える生活背景や課題、地域に存在する構造的な問題を理解し、その解決のための方策を発想できる「コミュニティ・デザイン学科」は、2015年度早めに開始できるように検討中。医療者のための社会学シリーズや、現代日本が抱えるソーシャル・イシューを学ぶeラーニングのほか、現場の地域課題を解決するためのアイデアを磨き上げるコミュニティ・デザイン実践コースを予定。

3)コミュニティ・ヘルスケア・リーダーシップ学科

さらに、地域の健康課題を構造的に変えることに踏み出す医療者向けに、医療xまちづくりを実践するための協調型リーダーシップを修得する連続型合宿研修。2013年度から先行して開講し、これまでに49人の多様な医療職が修了。2015年度は、札幌、東京、大阪、福岡の4都市で同時開講。当学科のまとめページは、こちら

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