CHL学科へのよくある質問と答え(Q&A)
よく寄せられる問い合わせと回答をまとめています

Q:実践が一番の教育機会と思い、自分は地域に入り、活動しています。CHLで何を今から学べるのでしょうか?
A:実践から得られることは多くありますよね。ただ、いま「うまくいっている」と考えているのは、誰のどの視点からの判断でしょうか。私たちは、自分の信念や型(かた)/スタイルだけで挑戦するのではなく、困難な状況でも常に複数の選択肢を持って挑むことができるような学びほぐしが、実践をさらに豊かにすると考えています。医療者、特に医師は、自分のスタイルに対する周囲からの違和感を表明されづらい専門職です。いま「うまくいっている」と考えていることを、受講者とともに少し離れたところから見つめ直し、異なるスタイルを獲得する機会としてCHLを活用してください。私たちの基礎理論は、地域福祉/ソーシャルワークです。住民の力を引き出し、高めるための働きかけは、これまでの医学教育や医療MBAではほとんど見られないアプローチです。

Q:「マイ・“プロジェクト”」と言えるほど、やりたいことが固まっていません。アイデア・レベルでも受講してもいいのでしょうか。また、「地域」とそれほど関係ないプロジェクトでも受け入れてもらえますか?
A:この機会にあなたが実践したいプロジェクトであれば、その規模の大小や、地域との関わりの多少は問いません。学びは、学びのためになく、実践のためにあります。学んだことを現場に活かすためのプロジェクトですから、何でも結構です。多くの修了生が、アイデア段階のマイプロを持ち込み、それを変更しながら進めています。第三期受講生のマイプロを簡単にまとめたものは下記リンクよりご確認いただけます。
第4期札幌校
第4期大阪校
第4期東京校
第4期福岡校

Q:先々の予定が見通せず、申込をためらっています。いつまで待ってもらえますか?
A:まずはその旨を、事務局(chl@medical-studio.jp)にご一報ください。初回開講日の1.5ヶ月前までで、定員までの空席がある場合にのみ申込を受け付ける可能性があります。日程の一部だけ調整がつかないことが明らかな場合は、ぜひ他都市への振替受講をご検討ください。多少の交通費がかかっても、異なるグループとの出会いや議論は、あなたの発想やものの見方をさらに幅広くするかもしれません。

Q:「医療・保健・福祉関係組織における原則5年以上の職務経験」が出願資格になっています。5年未満でもやる気があります。出願してもいいでしょうか?
A:医療・保健・福祉業界において、リーダーシップを発揮する立場にいた期間が累計5年以上であれば、出願いただけます。不安があれば、どうぞ事務局(chl#medical-studio.jp)までご相談ください。第4期までに、後期研修医(専攻医)や20代後半の若手の受講者もいて、議論の多様性を拡げてくれています。これまでの修了生のリストは、こちらからご覧いただけます。#は@に変えて送信してください。

Q:自分は地域と無縁な仕事をしてきました。これからのために受講したいのですが、「地域」というものに理解が少ない自分でもついて行けるでしょうか。
A:権威に依存しないリーダーシップを体得することが目的ですから、これから地域に関わりたいかたでも、自分の焦点はあくまでも院内や病病・病診連携など医療機関内にとどまる方でも、適用できるはずです。「複雑で多様な価値観が混在するコミュニティ」における自分の関わりかたや影響力の行使の仕方を、CHLで一緒に学びませんか?

Q:事前・事後学習が大変そうです。どの程度時間を確保できればいいのでしょうか?
A:事前学習では、合宿研修で扱うテーマの基礎知識の獲得を、事後学習では、合宿中にわき上がる疑問やさらなる興味を深める応用知識の獲得を目的にしています。合宿では議論を通して「考える力」「悩む力」を、事前・事後の個人学習では、読書を通して考える選択肢を増やします。その意味では、しっかりとこの機会にお付き合いいただくことが、学習効果を高めます。事前には、本2冊分の読書時間+アルファを、事後には、マイプロを進めながら、読書に本3冊分程度の時間が取れることが理想です。ただし、合宿直後の疑問や関心を書き留めておいて、全プログラム修了後に、少しずつ事後的に読み進めても、近しい効果は期待できると考えています。まずは、合宿に参加しないことには、事前・事後学習もありませんから、挑戦してみてくださいね!CHLでご紹介している本は、こちらの本棚に並べています。ご参考までにどうぞ。

Q:開業医には厳しい開始時間。どんな人が受講しているの?
A:これまでに全国各地の医療・保健・福祉の関係者からお申込をいただいています。開業医/診療所医師は、応募者の2割程度おられます。応募いただいている方々は、下記の通りです。
・病院勤務医(地域連携室等)
・地域医師会の地域連携担当者
・開業医(院長、副院長)
・在宅療養支援診療所の院長や指導医
・歯科医師
・大学の地域医療学・総合診療学講座教員
・訪問看護師
・理学療法士
・地域包括支援センターの介護相談員
・小規模多機能型居宅介護事業の経営者など
また、第4期までの修了生リストは、こちらからご覧いただけます。

Q:講師はどのような人が務めるのでしょうか?講師名が公表されていません。
A:私たちは、“偉い”先生からの講義を拝聴するスタイルではなく、同じ悩みを抱え、挑戦している受講生どうしからの指摘や示唆のほうに、実践的価値が高いと考えています。その中で、講師は学習コーディネーターとして、考える問いを投げる役割を担います。地域活動を実践する医師や、CHLの修了生、地域福祉や保健・公衆衛生の専門家やコミュニティ・デザイナーなど、地域を多面的に捉えるための「問い」を立てる講師が揃っています。全ての講師が、CHL独自の講師養成講座を受講し、事前の準備を周到にしています。

Q:夜塾は、どのような場ですか?単なる会食ですか?
A:日中の議論から少し離れて、哲学としてのリーダーシップを感じ取る親密な夕食会です。スペシャル・ゲストは、多くの困難を乗り越えてきた先輩リーダーたちです。困難に直面したときの対処法や覚悟、失敗談から、プライベートなことまで、タブーなく聞き込み、語り合う場です。リーダーとして何に留意しているのか、困難に直面したとき、どのような考え方でそれらを乗り越えてきたのか、普段は聞けない話を突っ込んで聞くことができます。

Q:どんな研修なのかを知る体験セミナーはありませんか?
A:第5期の募集に際して体験セミナーは、開講する予定がありません。ただし、CHLで考える各テーマの問いは、こちらからご覧いただけます。ケース教材は、受講生どうしが、擬似的修羅場を体験し、多角的に検討することで、新たな知を想像する新しい方法論です。CHLでは、学習効果を高めるため、独自にケースを開発し、使用しています。

Q:近くに住むものでも、泊まらないといけないのでしょうか?
A:ご家庭のご事情等のある方は、どうぞ申し出て下さい。日中は講師をファシリテーターとした議論を、夜は夕食をとりながら先輩リーダーとの語り合いを、そして、二次会で受講生どうし、ざっくばらんな交流をすることで、多層的な濃密なつながりを形成することを目的に、合宿形式を採用しています。夜塾終了後に帰宅する必要がある方の参加も、歓迎しています。ただし、受講料に含まれている宿泊費等の実費部分のみ返金することはできません。予めご了承ください。

Q:受講はしたいが、受講料が高くて手が出ません。なぜこの価格設定ですか?
A:確かに企業協賛型のセミナーに比べて高く感じるかも知れません。しかし、企業協賛をとらず、この価格でも学ぶ意義を感じる受講生が増えていくことが、社会を変えるチカラになると考えています。また、地域福祉やコミュニティ・デザインなど、医療の周辺領域からのノウハウを統合し、体系的に提供するため、教材開発や講師の品質管理に見えない手間をかけていることにご理解いただければ幸いです。併せて、受講料の1/3程度は、1泊3食(懇親会費用込み)×合宿回数分の実費が含まれていることをご理解ください。

Q:皆さん、自腹で受講料を支払っているのでしょうか?経費で来ている人は、どの程度いるの?
A:第4期までの修了生のうち、およそ半数の方が、所属する機関からの費用補助もしくは全額補助を獲得して参加しています。逆に言えば、残り半分の方は自己負担でご参加になっています。請求・領収書等が必要な場合は、どうぞお知らせ下さい。すみやかに対応させていただきます。また、院内説得材料が必要な方は、その旨事務局(chl#medical-studio.jp)にお知らせ下さい。#は@に変えて送信してください。

Q:Medical Studioは、何者ですか?
A:医師と看護師が理事(役員)を勤める医療者向け教育団体です。2012年春に始動して以来、対話イベントや調査研究、ネット番組の配信を通して、これからの医療者と地域の関わり方について議論を重ねてきました。その蓄積から、全人的視点でケアをしていくなかで、生活課題の解決に向けた仕組みづくりに乗り出す医療者(ジェネラリスト)を教育で支援する「ジェネラリスト・スクール」を立ち上げ、CHL学科を先行的に展開しています。事業内容は、こちらからご覧下さい。
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