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教材配信:コミュニティを変える経営論02 哲学ある経済圏をつくる

投稿日:2020/01/09CHL学科

コンテンツ名称

組織を動かす、コミュニティを変える経営論02
「哲学ある経済圏をつくる―対談(佐藤 伸彦+下河原 忠道)」

学びのキーワード

ものがたり診療所(富山)の佐藤 伸彦さんと、シルバーウッド(千葉)の下河原 忠道さんの経営者対談企画です。越境する、ビジネスの視点を持つ、同質を好まない、問いをたてる意味、そして哲学ある経済循環をうむ経営など、キーワードがたくさん。組織で活動するお二人の視点や発想を聞いてみましょう。g-schoolにぜひご加入ください

コンテンツ・ラインナップ

01 批判だけでは1mmたりとも変わらない
問題解決を学んできた医師が「生活の当たり前」から遠ざかることがあります。ところが「問題がはっきりしない」もしくは、医学的介入では「解決しえない」もしくは治療しても「ハッピーにならない」症例が多いことに気づくことがあります。だから佐藤さんは「いのち」そのものに向き合うことを心がけている、と言います。問題を「解決する」より問題に「問いを立てる」のが仕事、と。もしくは「問題の所在を探る(見つける)」「問題を見極める」力がいま、問われています。医療というシステムを批判しているだけでは1mmとも変わらないから、自分から始めなければ、と佐藤さんは独立を志しました。在宅中心の診療に当初批判も多く、落ち込むこともありましたが、関わった人たちの満足が高いことを実感し、自分のやっていることが間違いでないと確信できたといいます。

02 ものがたりを聴くこと
終末期の患者への医療介入のあり方に水掛け論をしてもしかたがない。かわりに本人や関わっている人の声をしっかりと聴こうよ、と考えたながれで「ものがたり」があること、それを大切にする意味を見出します。あわせて倫理の勉強もしながら、どんなあり方がいいのかみんなで模索をしてきた歴史があります。

03 次に次にを考える起業家精神
現状維持は衰退につながる、次に次にを考えたい起業家精神はどこから生まれているのか。やってきたことがよければ、後から人が自分よりうまくやり遂げてくれる。だから、自分はいまを乗り越えられる工夫をすれば、また次に誰かが引き継いでいく。いまのやりかただけだと、どこかで息詰まる気がします。「在宅医療」という枠で考えている時点で限界が早晩くるきがします。

04 越境する経営者マインド
外の知恵を見知る、そして実際に見て感じる。そして経営者と実際に話してみることで、コンセプトを理解して学び取れるものが出てくる気がします。経営をするためには、インプットを多くする、特に医療以外の業界の人たち、他業種のトップランナーたちと話すことが幅を拡げます。まず関係ないだろうな、というものでも参加してみます。これおかしいな、と思うものは、いま世の中にあるものの組み合わせで何かできないか、と考えるようにしています。ゼロから作るのは大変ですし、今の時代なら何かあるはずだからです。

05 継続性を担保する必要
いい取り組みであっても、継続性が担保できないと拡がらないと思うんです。ビジネスモデルとして継続性の担保をどう考えていますか、という議論です。社会保障費での収入には限界があります。質をしっかり担保するところまで保険制度の中でやりつつ、それ以外の活動はしっかり価値をみせて費用をとりビジネスとして回さないと、と気づきました。医療ででた利益を他にまわす、だけでは通用しないと思うんです。継続性を担保する意識をもつ、同情による費用提供に依存しない。「ビジネス」にしないといけないと思っています。

06 問いをたてる力が求められる時代
医療から食、住居、娯楽にウィングを拡げていくのはなぜか。まちの中で分担するとつながりを生みにくい。地元の人が活躍する場をいっしょにつくっていくことで、小さな経済循環を生み出せるのではないか、と。待っていても変わらない、という感覚が越境する行動を引き出しているのかもしれません。カフェやサロンをひらいて誰かの話をきいて勉強する時代は終わりつつあって、いまは小さくても新しいことを起こす時代です。問題はなんなのか。いま何が必要なのか。何をしたらいいのか、という「問いを立てる力」がいま求められていると思います。

07 未来を見据える視野を確保する
「いや登山でいうと何合目?」に対して、佐藤さんは”在宅医療の山”では7, 8合目くらいと回答。これからは「自分がやりたいこと」を。いろんなことに手を出してきたことは周囲が大変かもしれないけど、どこかでつながるもの。狭い世界で考えると行き詰るから、貪欲にインプットする必要を感じます。職人芸としての医療を減らしながら、未来を見据えて動くほうに割合を増やしています。

08 異業種の参入を促す発信力
09 哲学あるサービス開発が結局生き残る
10 人のため?自分のため?
11 経営者として必要な力とは
12 得体のしれない何かに遭遇して・・・
13 試行錯誤の結果の「現在地」
14 先を見据えた経営

と続きます。各コンテンツは3分から6分程度のショートショートに編集しています。